9/10 『あわらのたから展』の取材 ~Part 2(5・6年生)~
9/5(木)に、「あわらのたから展」に出品する映像を撮影するために、5年生が吉崎小学校に行きました。吉崎小学校は、平成28年に休校となり、現在は全天候型遊戯施設『あそぼっさ』として活用されています。5年生は初めに校舎内を見学し、吉崎小が休校になった頃の風景が今でも残っている様子を撮影しました。
北潟小にはない、給食用のエレベーターを発見して撮影していました。吉崎小は3階まである建物なので、エレベーターが必要だったのですね。また、一般開放はされていないそうですが、3階には閉校した年の6年生が卒業した時のまま黒板や掲示物が教室に残されていました。
また、体育館で様々な遊具遊びをしたり、普通教室で卓球をしたりして、まさしく『あそぼっさ』を体験しました。撮影した動画をチェックし、どんな風に編集していくか思案しながらのお昼ご飯になりました。昼食時、地域の方からアイスバーをごちそうになり、大満足です。ありがとうございました。
昼食後は蓮如の里に昨年オープンした道の駅や蓮如上人の像の前で撮影をしました。今回学んできたことを、映像を通して伝えられるように、これからまとめていきましょう。
9/6(金)には、同じく「あわらのたから展」に出品する映像を撮影するために、6年生が波松小学校に行きました。波松小学校も吉崎小学校と同様、平成28年に休校となり、現在は北潟小と統合されています。
校舎内を見学し、いろいろと撮影した後に、屋上に上らせてもらいました。そこで、波松区長さんをされている坂井教育委員さんから、波松の歴史についてお話を聞きました。その後は、波松に伝わる塩づくりの体験です。
波松海岸の海水10リットルを1リットルまで煮詰めた「かん水」から作られたものです。不思議なことに、最後にはさらさらのきれいな塩ができあがりました。手作りだけに、とても貴重な塩で、顕微鏡で見ると、スーパーで売られている塩よりも結晶が大きかったです。また、塩づくりの間にも、昔は波松海岸で男の子だけの運動会があったことや、波松の人たちが北前船に乗って北海道まで行かれていたこと、クジラを食べる文化があることなど、波松の歴史をお聞きしました。
お昼ご飯の時に、小学校内にある『なみまちカフェ』で、自分たちで作った塩をつけて野菜やポテトをいただきました。ほんのり甘味のある塩の味わいがとても美味しかったですね。塩づくりを教えてくださったみなさん、なみまちカフェのみなさん、ありがとうございました。
昼食後は、波松海岸に行きました。波打ち際ではだしになってみんなで水遊びをしました。はじける笑顔でみんなとても楽しそうですね。現在、北潟小学校には5人の波松の子たちが通っています。今後も波松の文化や歴史を受け継いでいきたいものです。今まで知らなかった新たな発見や学びがあった訪問となりました。
4・5・6年生のみなさん、これからの映像づくりで、波松・本荘・吉崎の歴史や伝統文化、そして現在の取組などについてまとめ、「あわらのたから」をPRできるように頑張ってください。
今回、子どもたちの活動にご協力いただいた関係者の皆様には、厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。