11/21 『ビブリオバトル』開催!
11月21日(木)5時間目に、図書委員会主催の『ビブリオバトル』が開催されました。『ビブリオバトル』とは、1人ずつ順番に自分のおすすめ本を紹介をしていき、どの本を一番読みたいと思ったかを決めるイベントです。北潟小でも全員が一冊本を選び、おすすめの理由や面白いと思ったポイントなどを各学級で紹介しています。事前に原稿を書き、発表し、学級予選を勝ち抜いた子たちが学年代表として全校での『ビブリオバトル』に出場します。
この日のために、図書委員会の子たちは準備や練習を一生懸命に進めてきました。図書委員長の開会の言葉でいよいよスタートです。この日は遠隔で本荘小4年生の子たちとも交流をしました。
本の紹介の前に、代表に選ばれた各学年のチャンプ本の表彰が行われました。代表のみなさん、素敵な本の紹介をありがとうございます。
トップバッターは3年生です。「ストーブの冬休み」と「すしん」という本の紹介でした。2人とも緊張した面持ちで発表していましたが、ストーブが会話するところや、恐竜のお寿司が「すしーん」と歩くところなど、面白いポイントをしっかりと伝えることができました。
2年生の代表の子は「ふたごパンダのおくりもの」という本を紹介しました。パンダのかわいい表情と、隣に書かれた「きらいをかぞえるより好きをかぞえよう」などの深いメッセージが心に響きました。「ふたごパンダ」シリーズは他にもあるそうです。
1年生の代表の子は「メガネをかけたら」という本を紹介しました。「どんな眼鏡をかけてみたいですか?」という質問に「ハートの虹色のメガネです。」というやりとりがほのぼのしていました。
ここで、本荘小の4年生の代表2名による発表がありました。zoomで「いつかの約束1945」という本と「ばあばにえがおをとどけてあげる」という本を紹介してくれました。大きな声ではっきりと感情をこめて発表していてとても立派でした。本荘小のみなさん、ありがとうございました。
各発表者の紹介の後には質問タイムがあり、どの回でもたくさんの子たちが手を挙げて質問していました。そのようにして本への理解を深め、本を選ぶ参考にしていたようです。
4年生の代表の子は「ビブリオバトルへようこそ」という本を紹介しました。まさしくこの『ビブリオバトル』にぴったりの本ですね。約200ページのわりと分厚い本ですが、読み始めると面白くて一気に読んでしまったそうです。そういうエピソードもこの本の魅力を十分に伝えていました。
5年生の代表の子は「こびと大百科」という本を紹介しました。世界には様々なこびとがいて、特色のある面白いこびとを紹介してくれました。絵がユニークで、つい手に取りたくなった人も多いのではないでしょうか。
6年生の代表の子は「ズートピア」という本を紹介しました。残念ながら代表の子がお休みだったため、ピンチヒッターで代理の子が発表してくれました。このお話は映画化もされており、主人公のウサギが夢に向かってあきらめず、警察官となってみんなのために闘うところが印象的だというメッセージが伝わりました。
全学年が終了し、投票です。低学年・高学年に分かれて投票をしました。
投票の集計の間に感想タイムです。今日発表してくれた代表者の子たちへの質問や、本についての感想を発表し、みんなで共有できました。
いよいよ結果発表です。低学年の部は2年生代表、高学年の部は6年生代表の子が表彰されました。おめでとうございます!今回発表してくれたすべての代表者のみなさん、とても素晴らしい発表をありがとうございました。これを機に、紹介された本を手に取ってみようと思う子たちが増えると思います。
最後に、図書副委員長による終わりの言葉です。しっかりと自分の言葉であいさつができ、立派でした。図書委員会のみなさん、大変お疲れさまでした。これからもみんなで図書館に通い、たくさんの本を読んで心を豊かにしていきましょう。