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2024年11月13日 (水)

11/12 『ハローワールド』で国際理解

11月12日(火)の5時間目、国際理解を深めることを目的とし、『ハローワールド』が開催されました。

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福井県国際交流協会の山下先生と、モンゴル出身のイシドルジ・バヤルマさん(通称Mari先生)に来ていただきました。はじめにモンゴル語であいさつ「サインバイノー(こんにちは)」と自己紹介「ミニイ・ナ〇〇(私の名前は〇〇です)」を隣同士でやってみました。

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Mari先生は、福井でベリーダンスとヨガのインストラクターもされているそうです。素敵な衣装に身を包み、華麗なダンスを披露してくださいました。子どもたちも曲に合わせて手拍子をしながら楽しんでいました。1112_11

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その後は、山下先生とMari先生が、モンゴルにちなんだクイズをたくさん出してくださいました。モンゴルは日本から6時間かかることや、大きさが日本の4倍くらいなのに比べて人口は日本の30分の1くらいしかいないこと、また、モンゴルの国旗が赤:正義、青:モンゴルの空を表していることなどがクイズでわかりました。

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首都ウランバートルは340万人ほどの人口の半数ぐらいの人々が暮らしているそうです。また、ヤギや羊、馬などの世話をしながら草原を旅する遊牧民の人たちが暮らす「ゲル」という家屋は、2時間ほどで組み立てられるそうです。太陽光発電を利用してテレビや電灯も使えると聞いて驚きました。

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遊牧民の人たちが暖炉で使う燃料として、動物のふんを使っていることを聞いた子供たちからは驚きの声があがっていました。ふんを乾燥させたものは燃料になるだけではなく、床の下にひいて断熱材としても使われるそうです。命を無駄なく使う暮らしぶりが根付いているのが素晴らしいですね。

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また、春夏はミルクやヨーグルト、チーズなどの「白い食べ物」、秋冬には動物の肉などの「赤い食べ物」を食べて寒さをしのぎ、健康を維持しているそうです。様々な郷土料理も教えていただきました。1112_14_2

モンゴルで人気のスポーツは、すもう、弓、競馬だそうです。有名なすもう力士の中にはモンゴル出身の方もいらっしゃいますね。競馬は小学生から中学生くらいの年代の子たちがするそうです。

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国語の教科書にのっている『スーホの白い馬』にも出てくる「馬頭琴」という楽器の演奏もビデオで聞くことができました。遊牧民の人たちが奏でるメロディーが聞こえてきました。

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また、「モンゴルダンス」をみんなで踊る様子も見せていただきました。そこで・・・

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Mari先生にお手本を見せていただいた後、実際にみんなで踊ってみました。振り付けがわかりやすく、みんなで音楽にのって楽しく踊りました。

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曲が終わっても、高学年の子たちは自分たちで進んで踊りだし、アンコールでもう一度Mari先生とノリノリで踊っていました。どの学年もとてもエネルギッシュで、みんなが笑顔になれるダンスでした。

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こうして1時間はあっという間で、とても中身の濃い時間を過ごすことができました。モンゴルという国は、子どもたちにとっては『スーホの白い馬』でしかなじみがない国でしたが、今回の授業を通してたくさんのことを知ることができ、興味もわいたと思います。山下先生、Mari先生、どうもありがとうございました。

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