11/12 波松について知ろう~3年総合的な学習より~
11月12日(火) 3年生の総合的な学習では「地域のおたから発見」をテーマとして学習を進めています。学校や地域の歴史を知ろうということで、3時間目に波松区長の坂井先生をお招きし、波松地区について教えていただきました。
波松地区は、沖縄や北海道と海でつながっているため、沖縄から15年かけて波に乗って運ばれてきたシーサーが白髭神社に祭ってあることや、北海道に漁に出かけ、そこからクジラ汁を食べるようになったことをお聞きしました。
また、昔の学校のことを質問した時に、昔の波松小学校は白髭神社の横に建てられていたことや、現在の波松小学校は4回目に建てられた校舎であることを教えていただきました。
ランドセルについての質問では、昔は風呂敷をランドセル代わりに使っていたということを聞いて驚いていました。中にはお弁当が入っているのかな、と言っている子もいました。
また、「なぜ運動会があるのですか」という質問には、仲間と協力し合って優勝という目標に向かって団結することの大切さを学ぶため、ということを教えていただきました。坂井先生が小学生だった頃は、波松海岸の砂浜ですべて子どもたちだけで準備をし、男児だけが参加する運動会だったそうです。今の時代と大違いで、みんな驚いた表情で聞いていました。
その当時の砂浜と現在の砂浜を比べると、砂浜が随分と侵食されているということでした。海洋ごみもたくさん流れ着くそうです。子どもたちはこれからその現状や理由についても調べていきたいという気持ちになっていました。この授業を通して波松地区のことや学校の歴史について多くのことを学ぶことができました。今後は子どもたち自身が疑問に思ったことをいろいろと探求していきます。坂井先生、貴重なお話をありがとうございました。